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2011年08月25日

動画・DVD倍速再生フリーソフトウェア「nave player」

今日は受験時代に使用していた重要なアイテムを紹介します。
これがなかったら昨年の合格は無かったといっても過言ではありません。

それは「nave player」という、動画の倍速再生フリーソフトです。

僕は公認会計士試験を通信講座で学習していたため、DVDでの受講が基本となります。そのため年間に何十枚ものDVDを消化していかなければなりません。これを全て通常通り聞いていたら時間が全く足りません。入門期から数えれば、今までにおそらく数百枚のDVDを倍速再生で消化していったでしょう。

他の方法によって倍速で講義を聞くことを実践している受験生はたくさんいると思いますが、nave playerを知らない方は結構いると思います。このソフトの最大の魅力は、

・再生途中にいつでも0.5倍速〜4.0倍速まで小刻み(2倍までは0.1倍速刻み、3倍までは0.2倍速刻み)にスピードの変更が可能

・倍速にしても音質がほとんど変わらずクリアで画質もスムーズ(カクカクしない)

という点です。一番重要なポイントである聞き取りやすさという点で非常にお勧めできるのです。もちろん、フリーソフトであるという点も魅力ですね。(より機能の充実した有料版もあるようですが、使ったことはありません。)他の方法で倍速再生している方も、お使いの倍速再生ソフトと比べてみて下さい。「もっと良いソフトがあるよ!」という方がいたら教えてくださいね。

僕はこれを受験勉強だけでなく、スカウティング用のDVDや自分の試合のDVDを見る際にも使用していました。ですので、ここを見てくれているバスケットボール関係者の方々にもお勧めします。通常のDVDデッキの早送りや巻き戻しよりも効率的に試合を見ることが出来ます。

馴れてくると2倍速は当たり前ですが、3倍速まで聞き取れるようになります。僕は「話すのがゆっくりな講師は2.5倍速で、もともと早口な講師は1.5倍速で」など効率を重視しつつ理解度を損なわないように利用していました。

なお、公式サイトの使用上の注意として、「(このソフトに馴れてしまうと)1倍速で再生すると、まどろっこしくて、モニタをたたき割りたくなる衝動が出る。」とありましたが、まさに僕はこの症状が出ていました(笑)合格後の補習所のeラーニングのWeb再生は1倍速なのです・・・今はようやく馴れましたが、2時間半の講義が今でも異常に長く感じます。


ちなみに「nave player」は動画ファイルを倍速再生するソフトなので、DVDを倍速再生するソフトである「nave player for DVD」と合わせて二つのソフトを利用することになります。

ということで、以下簡単にこの二つのソフトのwindows版のインストール方法を紹介します。

※随分前に作者の公式サイトの更新が止まっており、「for DVD」の場所も公式ではないようなので、全て自己責任で宜しくお願いします。また、Windows 7での動作保証はされていませんが、僕は今のところ問題なく利用出来ています。

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posted by okada at 20:18 | Comment(8) | TrackBack(1) | 合格体験記

2011年02月04日

新日本監査法人での非常勤採用が決まりました。

報道でご存知の方もいるのかもしれませんが、大手監査法人の一つである新日本有限責任監査法人にて、非常勤で採用してもらえることになりました。

→ネット記事はこちら。記事だとコンパクトになっているので、少し付け足して詳細に答えますね。

「なぜ監査法人に勤務するのか?」という質問に対してです。

実は、公認会計士試験に受かっただけではまだ「試験合格者」であって公認会計士ではありません。正式に公認会計士として登録するためには、大きく分けて二つの要件があります。一つが、実務補習所という試験合格者に対して実務的な補習を行う機関があるのですが、そこに3年間通うことです。大学の単位を取るようなイメージで、講義に出席したり課題を提出したり試験を受けたりします。最終的に、修了考査という試験に受かっておしまいです。そしてもう一つが業務補助、いわゆる実務経験を監査法人等で2年間積まなければいけないということです。(詳しくはこちら。)簡単にまとめると、「補習所3年・実務経験2年」です。

ということで、実務経験が出来る場を探していたところ、ご縁があってこちらでお世話になることに決まりました。ただし、バスケットボール選手としての活動を全面的に応援してくれる形でのイレギュラーな採用ということで、試合や練習を休んで勤務するようなことは一切ありません。(また、細かいことなんですが、正確に言うと「監査法人に入社した」や「監査法人の職員になった」という表現は適切ではなく、あくまで所属はトヨタ自動車であるということは今まで通りです。非常勤で監査業務の補助をすることになったということです。)

「なぜ現役中に公認会計士を取るのか?」という質問に対してです。

これは、公認会計士を目指した理由に繋がります。今まで誰もやったことのないような難しいことにチャレンジしたいという思いで、試験勉強を始めました。ただ、難しいことを達成したその後に何をしたいのか、ブログ上ではあまり触れてきませんでした。実は、(新聞記事には若干載りましたが)日本のバスケット環境をより良くしたいという思いをずっと持っていました。でも、そのためには何かしらの「力」が必要だと考えていました。そこで、現役選手であるうちに大きなことを成し遂げることが一つの武器になるのではないか、会計という一つの切り口を武器にして、何か出来ることがあるんじゃないか、と考えたのが会計士受験を始めたきっかけなのです。

現役の選手である今は少なからず注目される立場であり、ある意味それが一番の強みでもあって、多くの人に伝えたいことがある時にそれが生かせる時期だと思います。何か大きなことを変えたりするには、自分一人だけの力では出来ません。この場で自分の考えを伝えていくうちに、共感してくれる人や協力してくれる人が現れるかもしれません。また、子供たちの見本となる選手である間に、勉強とスポーツの両立をすることの大切さを伝えていきたいとも思っています。だから、試験に合格しただけで終わりではなく、現役選手である間にさらに前に進む必要があるのです。


「バスケットに影響が出ないのか?」という質問に対してです。

受験勉強をしていた時もそうなんですが、こういうことにチャレンジしていると、これを聞いてくる人がよく現れます。(いや、別に悪気はないと思うのですが、この質問自体が好きじゃないんです。一つのことに専念することが素晴らしいみたいな風潮も日本の文化みたいでなんだか・・・。)

理屈になってないかもしれませんが、「影響が出ないように両立すること」自体にチャレンジしているんです。

もう少し現実的なことを言うと、バスケを最優先しているから影響は出るはずがないです。会計士試験の勉強はあくまで空き時間を使って(もしくは作って)勉強をしていただけです。5年間もかけたので、勉強時間はたぶん4000〜5000時間くらいはかけましたけど、一日平均にしてみたら2,3時間です。一日で12時間勉強する日もあれば、全く勉強しない日もあったからです。それはバスケのスケジュールを最優先したからです。僕の場合、軸足はバスケなんです。それだけは昔から言っているし、これからも変わることは無いです。両立を目指すスタンスも変わりませんが、どうしてもどちらかの夢を取れと迫られた時、迷わずバスケ選手としての夢を取ります。

でもこうやって思い返してみると、高い目標を立てたおかげで毎日高いモチベーションで過ごすことが出来たので、むしろプラスの影響しか出ていないと言うことも出来ます。一日2,3時間平均でも、5年間積み上げれば難関試験も突破できます。ただし、それは言うほどそんなに簡単なことじゃないし、両立は長い道のりでした。でも、だからこそやりがいがありました。必ずこの大きな目標を達成する!という強い思いで過ごしてきた毎日は、自分の中で大きな財産であって、全てのことに対してやる気やパワーを引き出していたので、マイナスの影響なんてことはないのです。

生活にはメリハリがつきましたし、スイッチの切り替え方や時間の使い方もうまくなりました。論理的に物事を考えられるようになりましたし、精神的にも強くなりました。睡眠時間を極端に削ったかのような記事は、さすがに試験直前の数週間だけです。(毎日ちゃんと6、7時間は寝ていました。)人間の日常生活で削る時間は違うところにもっとたくさんあります。

うん、やっぱり、「全く影響はありません。あるとしたらプラスの影響だけです!」がこの質問に対して(自分的に)一番しっくりくる回答だなぁ・・・。

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posted by okada at 00:10 | Comment(14) | TrackBack(0) | 合格体験記

2011年01月31日

利用していた予備校や受講した講師陣A

参考までに、合格するまでにDVD通信で受講したことのあるTAC講師陣+αです。受講順なので、一番後ろが合格年度の講師です。

簿記・・・李先生、讃岐先生
財表・・・河村先生、塩川先生、野坂先生(AXL)
管理・・・近藤(大)先生、近藤(希)先生、池邉先生(LEC)
監査・・・中里先生、南先生
企業・・・阿部先生、宮内先生
租税・・・木戸先生
経営・・・藤沢先生

(あとは、09年に科目合格を狙う際に大原の経営学のテキストを利用したのと、10年に大原の租税法のテキストを利用しました。)


ところで、同じ予備校で同じ教材を使っていても、誰に教わるかで理解度が違うというのは当然です。「どこの教材を使ったかではなく、その人の頑張り次第」・・・確かにその通りですが、頑張り方を間違えてしまっては遠回りです。講師が誰にでも務まるわけじゃありませんし、教わるならその道のプロフェッショナルに教わった方が良いはずです。

バスケも良い指導者に恵まれたからこそ、今の自分がいます。山ほどいる指導者の中から、今までの恩師に出会ってこれたのは、ある意味運の要素が大きいです。それに比べて会計士受験はある程度自分で環境が選べるので、よく考えて自分に合う環境をチョイスするのが良いかと思います。

あ、良い環境探しというと語弊があるかもしれないので、講師が悪いから代えるのではなく、「視点を変える」ために講師を代えてみるのは思った以上に効果があります。一発合格者よりも、僕のように何年もかける受験生の方が多い世界ですからね。でも、こう並べてみると基本的にVTR講師なので「当たり」ばかりですね。どなたもベテランなので安心感あります。


利用した予備校等のリンクになります。

資格の学校TAC
LEC東京リーガルマインド
AXL
資格の大原
StartPage!(たまに参考にしていた公認会計士受験のポータルサイト)

posted by okada at 17:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 合格体験記

2011年01月30日

利用していた予備校や受講した講師陣@

利用していた予備校は前述した通りTACでした。一番の大手なので、総合的に見ても間違いは無いと思います。校舎も都内にたくさんあるので自習室が使えるし、質問体制も充実しています。結果的に、最初にTACを選んで良かったと思っています。

ただ、TACのカリキュラムは一通り消化出来た(実はこれだけでも3年かかった)こともあって、もう少し違う視点を取り入れようと思い、09年目標からは評判の良かった「AXLの財表」と「LECの管理」を単科で申し込んでみました。それぞれ野坂先生、池邉先生という先生が担当する講義です。

一般的には、他校の教材に手を出すのは良くないと言う人が多いです。カリキュラムを消化しきれずに結局中途半端で終わってしまうからです。確かに、「合格に必要十分な力」はTACのみで身につけることが出来ます。(多分、大原とかLECとか一本でも同様だと思います。)

ただし、本質的な理解をしたいという方、過年度受験生で余裕があって確実に合格する力を付けたい方、比較的長い期間をかけて学習する社会人受験生の方などにはこの2つの講義をおすすめします。時間が無い社会人受験生にまで複数教材をおすすめするのは、なんだか逆のような気もしますが、「理解重視」の勉強スタイルにはぴったりの講義だからです。個人的には、「合格するまでに巡り合えて良かった」とまで思えるほど良い講義でした。(これはまた別の記事で書きたいなと思っています。)

逆に言うと、初学者の方で一年から一年半くらいの短期で合格するためには、他の教材に手を出さない方がいいかもしれません。よっぽど余裕がある人は別として。

ということで、初学者短期一発合格ならTAC一本です!(TACの先生方にお世話になっているからではなく本心です、笑)TACだと簿記の讃岐先生、監査の南先生、企業法の宮内先生が一押しです。

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posted by okada at 23:10 | Comment(7) | TrackBack(0) | 合格体験記

2010年12月21日

JBL一年目(2007年)

2007年は新たなスタートの年でした。4月で大学生から社会人になり、文字通り「バスケで飯を食う」生活が始まったのです。ただし、だからといって生活スタイルが大きく変わった訳ではありません。大学時代同様、練習をして空いた時間で勉強をするというだけ。変わったことといえば、プロとしてきちんと給料を貰えることです。

前回までの日記でも言いましたが、バスケこそ自分の生きる道。会計士試験の勉強はあくまでプライベートなことで、仕事(=バスケ)には直接関係がありません。チームで日本一になり、日本代表になるという自分の夢でした。それを叶えるため、まずはチーム内で競争に勝って試合に出ることが、ルーキーでトヨタの入団した僕にとっての何よりの目標でした。練習中は常に全力で、絶対に負けたくないという気持ちでギラギラやっていたと記憶しています。

練習後に勉強をしている姿を、最初はみんな変な目で見ていたと思いますが、(バスケが第一だという)信念だけは一貫してたので、その意思は伝わっていた自信があります。一点集中が美徳とされる日本的な文化だと、「そんなことする暇があれば練習しろ!」といった空気を感じたことは何度かありますが、練習以外のプライベートで遊ぼうが勉強しようが自由ですからね。悪いことしてるわけじゃないんだしプライベートに口を挟まないでくれーって思っていましたね。笑

とはいえ、合格体験記ですので受験時代のお話を続けていきますね。

ここからは凱旋受験・・?平成19年公認会計士短答式試験感想といった受験時代の日記である「会計士受験記」とかぶる部分もあるのですが、どうぞお付き合いください。

2007年5月時点では、まだ全てのカリキュラムを消化したわけではありませんでした。ただ、本試験の雰囲気を知っておく為にも「ためし受験」はした方が良いと先生方にも言われたので、出来る限りの準備をして臨みました。結果的には、受験直後の自己採点で不合格だと分かるレベルだったのですが、「その時点で出来ると考えられる全ての準備をして、自分のピークを本試験に持って行く」という作業(=最大限の努力)を実行出来たことが、何よりの収穫だったと思います。

これはバスケでも言えることですが、365日間100%のコンディションを維持することは出来ません。どんな選手であっても「試合」という一つのヤマに向かって、自分のヤマ(=ピーク)もそこへ持って行く作業、いわゆるコンディション調整を行っています。これを「ピーキング」とも呼びますね。そして、これは経験によって効率化が出来ると僕は考えます。つまり、スポーツにおいて、必ず絶好調で試合を迎えることは出来ないのかもしれませんが、経験によって、絶好調の試合を迎える確率(=絶好調の再現性)を高めることは出来ると思うのです。

選手によっては意識せずともピーキングを行っているのかもしれませんが、僕は机に向かって勉強をしていることもあり、日頃から頭で考えたことを文字に残し、「意識しながら」自分のピークを持って行くことを心がけるようになりました。「なんとなくこの調整法は良いはずだ」といった感覚頼りのピーキングではなく、もう少し具体的な言葉に変換して実際に文字に残すことで意識が高まるということが経験則で分かってきたのです。(メンタルトレーニングといった分野においても、きちんと立証されていると聞きます。)

これは、会計士試験の勉強が、自分の本業であるバスケに対してプラスの影響を与えた一つの事例かもしれません。

さて、この年の受験は失敗したものの、こうして自分の限界に一度挑戦をしたことで、底なし沼のような会計士試験のゴールをようやくイメージ出来るようになったと記憶しています。「このまま努力を続ければ、来年は絶対に合格出来るぞ!」という希望が見えてきた年だったような気がします。
posted by okada at 10:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 合格体験記

会計士試験挑戦を周囲へ公言する(2006年)

大学時代の日記(mixiで書いてました)を読み返しながらこの記事を書いていますが、ちょうど勉強を始めて一年くらい経った頃、自分の直近の目標として@会計士試験合格を現役中に目指すことAバスケの日本代表に入ること、の二つをみんなの前で公言しました。みんなの前といってもmixiで200人くらいに伝えただけなんですけどね・・・。

僕はこの一年で会計士試験が相当大変なものだと気付かされましたが、それでも合格するまで勉強を辞めるつもりは一切無いと決めていました。なので、あえて後に引けなくするためにも、わざわざ日記に書いて公言することに決めたのです。また、そうして公言した方が色々な人脈を紹介してもらえたり、受験友達が出来ると思ったからです。(結果的に、受験生時代からブログを書いていたおかげで雑誌や新聞記事で取材を受けたり、監査法人の紹介までして頂けることになった。)

とはいえ、当時マイミクだった某記者さんが「メディアとしてこれは一番最初に載せたい」と言ってきたこと対しては少し抵抗感がありましたね・・・読者がどう思うか分からないですから。ま、結局そのまま月刊バスケットボール「大学卒業後のプレイヤーの進路特集」でちょろっと書かれてしまったことで、バスケ界にもじわじわと知られるようになったのです。

このブログをご覧の会計士受験生の皆さんに中にも、自分が会計士を目指していることを周囲に話していない方っているのではないでしょうか。僕が知っている方の中にも何人かいました。

色々な事情があってこっそり受験している方もいるかと思いますが、特に弊害が無いのでしたら周囲に公言し、自らを後に引けなくする方法も効果があるかもしれません。それに、有言実行の方が達成したときに気持ちがいいです。僕の場合は、事前に公言してブログでもちょくちょく状況を公開してきたため、読者の皆さんに合格までのプロセスをより近くで感じてもらえたので凄くよかったと思っています。

ご参考までに。

7.JBL一年目(2007年)
posted by okada at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 合格体験記

2010年12月20日

会計士受験の位置づけ(2006年)

さて、前回はバスケ話に脱線していたので元に戻します。

2006年夏から改めて「07年目標コース」を受講することになりました。大学4年生の頃でした。

この一年で痛いほど分かった会計士試験の勉強量の膨大さ。自分なら他人より早く合格できるんじゃないかという根拠の無い自信も打ち砕かれました。会計士試験の勉強に関しては、自分は特に才能があるわけでもない凡人だったと改めて気付かされました。バスケを最優先している自分にとって、これは長い戦いになるだろうなと思いました。

ただし、会計士受験を始めたからといって、それ以外の全てを犠牲にしたいとは思いませんでした。そもそも何かを選んだから何かを諦めなきゃいけない、という考え方自体が好きじゃありません。自分のキャパさえ上げればどっちもいけるだろう、と。まぁ欲張りなんですね(笑)

そして、この時再認識しました。自分は普通なことが嫌いなんだなと。勉強があるからバスケに集中出来ないとか、バスケがあるから勉強が出来ないとか、単純にかっこ悪いなって。ごく普通の考え方なんですよ、それって。せっかく普通じゃないことにチャレンジしようとしているんだから、普通の考え方になんか負けたくないなって。まぁ負けず嫌いなんですね(笑)

ということで、大学生の時にしか出来ないことは絶対にやっておこう、と。バスケはもちろん全力でやるんですが、それ以外に遊びもしっかりやろうと決めました。旅行にも行けるだけ行きました。フルマラソンにもチャレンジしました。

つまり、生活習慣の一部として会計士試験の勉強はコツコツ続けて行くけれど、それだけにならないように視野を広げていこうと思いました。面白いことにはどんどん興味を持って、その中で受験勉強とはうまく共存していけばいいと考えたのです。幸いなことに大学4年時には単位はほぼ取り終え、週に一コマだけゼミに行けば良い状態だったので時間はたくさんありました。

「バスケ以外の時間はすべて勉強に費やした」という記事が載ったのですが、それは最後の一年の話なんです。かっこつけて申し訳ありません・・・。直前期は本当にその言葉通りを貫いていました。

6.会計士試験挑戦を周囲へ公言する(2006年秋)
posted by okada at 00:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 合格体験記

2010年12月19日

進路決定と会計士受験A(2005年秋〜2006年春)

さて、リーグ戦に優勝した後、大学の監督の長谷川さんとの個人面談で進路の話をしたことを覚えています。

長谷川さんに「お前はどこか行きたいチームとかあるのか?」と聞かれ、

「出来ることならJBLでプレーしたいです。JBLで一番行きたいチームはトヨタです。」と答えました。トヨタはバスケが強かったし設備などの環境も一番いいと聞いていたし、練習場所も都内にあったからです。

「お前なら勉強もしっかりやってきているし、ちゃんと卒業も出来る。仮に行けるとしたら、当然正社員で行きたいんだろ?」と聞かれました。

―僕はそこで会計士受験の話を初めてしました。目指す理由、既に勉強を始めていること、実はリーグ戦中も毎日数時間の勉強をこなしていたこと、卒業後は受験勉強の時間を確保するため正社員ではなく契約社員(※)で行きたいということ、などなど。

(※契約社員とは、正社員と異なり通常業務は行わず、バスケットのみを仕事にする契約形態の通称。バスケットに専念できるが、基本的には一年毎の契約更新で、バスケットのパフォーマンス次第で給与や契約更新の可否が決まる。原則として引退後は会社に社員として残ることは出来ない。但し、チームによって細かい契約内容は異なる。)

長谷川さんは、基本的には部員たちに正社員での就職を勧めます。教職者として安定した進路を選んでほしいのは当然です。今の経済状況では特にそうでしょうね。ですが、僕の意思を尊重してくださって、契約社員での道に理解を示してくれたのです。「ただし、必ず合格するんだぞ!」とだけは強く言われました。その約束を果たすことが出来て、今ではほっとしていますが・・・。


その後、冬のインカレで準優勝し、年が明け、自分たちの代になりました。正式ではありませんがトヨタから誘いの話が来たのは、この辺りの時期でした。まさか一番行きたかったトヨタから誘いが来るとは思っていなかったので、すごく嬉しかったのを覚えています。

4年生の春には正式に内定が決まり、バスケット選手兼会計士受験生となることも同時に決まったのです。

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ちょっとバスケの話も入れてみました。
時系列が分かるかなぁと・・・。


さて、ここまで読んで頂いた皆さんに一つ誤解してほしくないのは、僕はバスケ選手としての生活に対して金銭的な不安があるから会計士受験を決めたわけではないということです。前回の日記でも多少つっこみがありましたが、僕は自信家のあほうなので(笑)、バスケが出来なくともいくらでも生活をしていける自信がありました。それは会計士の資格を取っていなくても、です。なので、会計士を目指したのは全く別の理由であって、バスケが出来なくなった時の保険だとか、そんな安っぽいものでもないということだけは、この場で強く伝えたいと思います。

(※そもそも会計士試験に受かったからといって、生活が安泰な時代ではないんです。会計業界では常識ですが、一般的には安泰だと思われているらしい・・・。)

また、現状日本のバスケ選手は様々な契約形態もあり、世間の皆さんが思っている以上に良い待遇で生活することが出来ます。特にトッププレイヤーになれば余裕のある生活だって出来ます。頑張り次第では、引退後の将来もずっとバスケに関わる事が出来ます。若い選手達に「バスケ選手なんてお金にならないから、学生でおしまい」だなんて寂しいこと言わないでほしいのです。子供達にとっても夢のある職業になってほしいので、また、それを支える保護者の皆さんにもこのことを伝えたいので、あえてこんな事を書いています。

なにより、好きなことを仕事に出来るって本当に幸せなことなんです。

5.会計士受験の位置づけ(2006年夏)
posted by okada at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 合格体験記

進路決定と会計士受験(2005年秋〜2006年春)

受験開始の年、2005年の続きです。少し話を脱線させてください。

バスケットではちょうどこの時、秋のリーグ戦で優勝。(日立の大屋さんや三菱の託矢さんの代でした。)今はどうか知りませんが、当時は大学3年の秋のリーグ戦での活躍が選手の進路を大きく左右させると言われていました。リーグ戦には社会人のコーチ陣がスカウト目的も兼ねて観戦に来るからです。僕は先輩たちに引っ張られながらも、それなりに活躍が出来たという手応えは感じていましたが、シューティングガードとしては身長が低いと言われていましたし、JBL(※)に入れるかどうかは分かりませんでした。(※JBLは今所属しているバスケットボールリーグです。)

今では当たり前のようにプレーしていると思われているかもしれませんが、大学時代にはJBLに行けるかどうかギリギリの選手だったと思っていますし、周囲にもそう思われていたと思います。

ところで、当時、もう一つのバスケットボールリーグであるbjリーグが出来て一年目でした。バスケをやりたい選手達にとって、バスケ選手として生活をしていけるフィールドが一つ増えたということは純粋に嬉しいことでした。僕はJBLから誘いがなければ、bjのトライアウトに挑戦するつもりでした。それでもダメならクラブチームでバスケを続けて、いつかはバスケ選手を目指すつもりでした。

つまり、バスケをプレーしていることが本当に好きだったので、体が動かなくなるまではバスケをやり続けたいなと、どうせやるなら華やかな場所でやりたいなと、単純に思ったのです。妙な話かもしれませんが、会計士受験を決めたのと同時に、「バスケを第一線で続けること」も決めたのです。この時、まだ進路は全くの白紙でした。

4.進路決定と会計士受験A(2005年秋〜2006年春)
posted by okada at 19:20 | Comment(19) | TrackBack(0) | 合格体験記

2010年12月14日

受験の始まり(2005年夏)

簡単に会計士受験の始まりから書いていきたいと思います。

5年前、大学3年生の夏頃から勉強を始めました。2005年7月だったと思います。(目指したきっかけは別途書きます。)青山学院大学で体育会バスケ部に所属していたので、基本的には今と変わらずバスケ中心の生活ですが、大学の授業にも出なくてはいけません。昼間に専門学校に通うという選択肢は無かったので、DVD通信講座で学習することにしました。専門は大手のTACです。当初の目標はある程度長いスパンで、出来れば3年程度で合格することでした。

当時、僕は会計士試験についての知識はほぼ無く、ただ難しいということだけは知っていました。今書くと恥ずかしいのですが、選んだコースは「06年目標1年本科生」。1年足らずで合格を目指すという、勉強専念の方にとっても無茶なコースでした。さすがに1年で受かるつもりではなかったのですが、「07年目標の2年本科生コース」というのがまだ財務会計論と管理会計論だけしか始まっていなくて、どうせなら早めに他の科目のインプットだけでも一通り済ませてしまって、全体像を掴んでから07年コースの上級をまた受講したほうがいいのではないか、と安易に考えてしまったのです。この「インプットだけでも一通り済ます」ことの大変さをすぐに思い知らされることになるのです。

ちなみにTACの受付の方に軽く相談したところ、最初は「1年本科生コースを部活もやりつつ通信でやるのは正直厳しい」と言われました。しかし僕は「自分は大学で経済学を学んでいてミクロもマクロも得意だったので問題無く、簿記も2級までは独学ですんなり受かっていたので初学者ではない」などと自信たっぷりに言い張ったので、受付の方も「あぁそれなら大丈夫かもしれませんね」と折れてしまったのです。今思えば、この自信家のあほうをもっと全力で止めてくれたらよかったのですが・・・(笑)

さて、勉強が始まると、案の定ものすごいペースで発送されてくる教材を消化することは出来ず、数ヶ月経つとすぐに「とりあえずはメインの財務会計論と管理会計論だけはやろう」ということになってしまいました。論文科目の租税法や選択科目(経済学)なんて当然放置。企業法も商法大改正の時期でカタカナの条文から今の条文に変わるような時期でしたので、まるっきり放置してました。というか、他の科目を放置しないとメイン科目についていけないようなスピードで授業が進むのです。会計士試験の勉強量の膨大さをまさに身をもって知った年、それが2005年でした。

3.進路決定と会計士受験(2005年秋〜2006年春)
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posted by okada at 13:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 合格体験記

2010年12月09日

試験直前期の心得

今回は個人的に試験直前や試験中にやっておいて良かったと思うこと、逆に失敗してしまったことなどを紹介したいと思います。何かの参考になればと思います。


本試験中は言うまでも無くメンタルが非常に大切です。予想外の問題や意味不明な問題が「必ず」出ます。それに惑わされず冷静に対処することが大切なのですが、そのことは嫌というほど講師から聞かされるのに、実際に直面すると冷静でいられないのです。僕はこれを出来るだけ具体的に書き出すことで準備をしていました。いわゆるメンタルトレーニングというやつです。例えばこうです。


難しい問題が出てきた。
→やばい、解けない×
→よし、ここでは差が付かない〇

簡単な問題が出てきた。
→やばい、少しでもケアレスミスしたら自分だけ差をつけられてしまう×
→よし、必ずケアレスミスしているやつがいるはずだ〇

簡単だと思って最初に解き始めた問なのに、実はやっかいな問だと途中で気付いた。
→あー、時間を無駄にしてしまった×
→よし、自分だけがいち早く埋没だと気が付いた〇

苦手な論点が出た。
→出てしまった、どうしよう×
→潔く切れるから、他の問題を考える時間が増えた〇

こんな感じで想定できるパターンを列挙して、あらかじめポジティブに考えられるように準備しておくことです。僕はバスケにおいてもこのように試合中の状況を想定することがあります。

ノーマークのシュートが外れた。
→簡単なノーマークシュートなのに落としてしまった×
→ノーマークにはなることができた、次もまたノーマークで打てる〇

例えばこんな感じですかね〜。(実際にここまで書いていませんが、考えるようにしています。)


あとはこれら以外にも「試験中に想定できる最悪の状況」というタイトルで思いつく度に手帳に書いていました。例えばこうです。

・前後左右、電卓がうるさいやつらに囲まれる。
・受験会場の机と椅子が自分のだけガタガタする。
・街宣車が通る。
・エアコンが自分の会場だけ壊れる。
・地震が起きる。
・大雨で床下浸水する。(→実際に税理士試験でありました。)
・誰かの携帯が鳴る。
・隣のやつが試験中にトイレに行きたいと言い出し自分も立たなきゃいけなくなる。
・隣のやつにペットボトルをこぼされる。
・電卓が壊れる、盗まれる。
・シャーペンが壊れる。


これらには回避可能なものと回避不能なものがあります。回避不能なものに対しては「これらが起こることを知っていた」という心の準備だけで十分です。きっと周りはパニックになっています。冷静に無視することが大切です。僕は震度4くらいの地震があっても無視して問題を解き続けるという覚悟で受験していました。締めに「これら以外に想像も出来ないトラブルが起きる。」と書いておきました。監査論の倫理規則でも様々な「脅威」とそれに対する対策がありましたよね。なんだかそれに似ているような気もします・・・?
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posted by okada at 11:34 | Comment(12) | TrackBack(0) | 合格体験記

成績通知書

2009年5月の短答式に合格して、その年の8月の論文式に企業法と経営学を受験して両方とも科目合格しました。2010年に残りの論文科目に一括合格しました。

今年の論文は得点比率や順位も詳細に送られてきましたので、その結果を載せようと思います。


会計学 56.48%
(管理 61.45)
(財務 54.00)
監査論 55.35%
租税法 56.20%
企業法 免除
経営学 免除
総合 56.20%
順位 648位

ちなみに以下は昨年の科目ごとの得点比率(推定)です。
(総合得点率が2科目で17.22%だったので推定可能でした。)

企業法 55.50〜60.00%(b判定)
経営学 60.54〜65.04%(a判定)


年度は違いますが、安定的に全ての科目で科目合格レベルまでは達していたことになります(10年は55.4%以上、09年は55.5%以上が科目合格基準です)。

ただ、はっきり言ってふたを開けてみるまで自分がどの位置にいるか分かりませんでした。受験仲間もほとんどいないし、模試もまともに受けることが出来なかったからです。正直なところ、合格出来るかどうか五分五分くらいだと思ってました。だから順位も2000位前後だろうなと・・・。でも結果を見ると意外と余裕があり、科目ごとのブレも無く安定していたので、自分の勉強方法は間違っていなかったんだと認識できてよかったです。結果論ですが、仮に合格率が3%でも受かっていたということになります。僕にとって600番台は上出来ですし、かなり満足の結果です。


ところで、参考までに唯一受けることの出来たTACでの全答練第二回の成績は得点比率51.0%で1222位(C判定)でした。(受験者2687人中)

財表と管理は他校の講義を受けていたので相性は良くありませんでしたが、いずれにせよギリギリのラインです。その他、受けてきた応用答練や直前答練で良い点数がきたことはそんなに無かった気がします。

確か短答式の答練も散々だった気がしますが、それでもめげずにやって合格出来たので、あまり答練の成績はあてにせず「自分は本番に強い」と勝手に思い込むことも大切なのかもしれません。

答練の成績が気になっている方へ、何かの参考になればと思います。続きを読む
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2010年12月08日

合格体験記

11月28日に中国から帰国して家に帰ると、一番最初に気になったのはやっぱり郵便物です。どっさり溜まっていた郵便物の中から目的のものを真っ先に見つけようとガサガサやっていると、「配達記録が届いています。」と置き手紙。

寮の管理人さんから「おめでとう」と言われながら受け取った封筒には「合格証書在中」の文字が。きっと合格者2000人余りの中で、最も遅く合格証書を開いたやつだと思います(笑)
(11月15日に合格発表で、合格証書も即日発送されます。)

わくわくしながら封筒を開きました。

合格証書.jpg

実にシンプル。
でもわざわざ額縁を買いに行こうだなんて思ったのは、中学生の頃初めて区大会で優勝して賞状をもらった時以来です。ようやく合格したんだという実感が湧いてきました。

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posted by okada at 12:43 | Comment(5) | TrackBack(0) | 合格体験記


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