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2014年04月17日

アスリートと「note」の相性の良さは抜群だと言える5つの理由

 気軽に有料コンテンツを投稿できる「note」というサービスが始まりました。とても面白い仕組みだと思います。クリエイターさんやライターさんにとってはもちろんのこと、普段それがお仕事ではないアスリートや芸能人にとっても相当マッチしていると思います。特に僕のようなマイナーアスリートにとって、「note」は自らの商品価値を顕在化させる一つのツールとして有効に機能するのではないでしょうか。

 現在、多くのアスリートが個人で管理するブログやTwitter、Facebookのアカウントを持っていると思います。さらに、Instagram、LinkdIn、Tumblr、Pinterest、Vine...どんどん新しいツールが出てきますね。同時に複数のツールを運用するのは面倒かもしれませんが、それぞれの特徴や利点をよく理解して活用することは、現代のアスリートに求められる重要なスキルです。それに、各ツールごとにテーマや位置づけを決めて運用すればそれほど煩雑なものでもありません。

 僕の場合は、個人のオフィシャルブログが一応の名刺代わりという位置づけです。マイナーアスリートの場合、何かの拍子で検索してもらった際に興味を持ってもらえれば、その後も応援してもらえる可能性が出てきます。なので、ブログでは岡田優介という人物像が読み取れるような内容にすることを心がけています。また、コンタクトを取りたいと思ってくれた人がすぐに取れるようにそのルートを用意してあります。(なお、当初は「現役バスケットボール選手が公認会計士を目指す」というのが一つのテーマでしたが、合格した後は更新もやや停滞気味です・・・。)

 Twitterは書き捨て&読み捨てされる性質を持ちますが、ブログは蓄積される性質&検索される性質を持つため、いつまでも何度でも読まれる可能性があるという利点があります。なので、「何を食べた〜」とかのゆるい日常生活の記録はTwitter(@ysk_okada)に譲り、ブログでは自分の考え方をまとめたコラム的なものを多めに書いています。

 何を書くのかは人それぞれ自由だと思いますが、運用方針は明確に決まっていた方が更新しやすいし、読み手もストレスなく読めると思います。

 さて、では本題です。アスリートはどのように「note」を活用し、情報発信していくべきでしょうか。

 「note」はブログに近いツールですので、前述したブログの利点を活かせるでしょう。今までは単なる趣味、自身のブランディングの為、ファンサービスの為、将来の自己投資の為でしたが、少額でも還元されるなら地味に嬉しいはずです。更新するモチベーションをちょっぴり与えてくれます。それによってファンも良質なコンテンツを読むことが出来て、お互いを支える良い循環が生まれるのではないかと思います。

 そこで、ぱっと思いついたアスリートによる「note」の活用法を5つ挙げてみたいと思います。

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1.連載コラム

 もともと文章を書くのが好きで、長文が書けるアスリートならすぐに始められますね。僕はブログでちょこちょこ長文を書いていることが認められ、某雑誌で「文武両道でいこう!」という連載を持っていたことがありました。出版社からオファーがなくても、自分で定期的にコラムを書いていれば、そのうちお声がかかるかもしれません。

 アスリートの強みは、少なからず自分のことを応援してくれているファンの方々がいることです。普通の方が始めるよりは、スタート段階としては有利でしょう。

2.アスリート目線の戦評・解説

 コアなスポーツファンの皆さんは、試合の戦評・解説情報をどのように得るでしょうか。多くはスポーツライター目線による記事、もしくは取材に基づくインタビュー記事だと思います。仮に現役アスリートが直接文章にすることが出来れば、それは一つの価値を生み出すでしょう。

ところで、あらゆるスポーツにおいて、プロと素人では何が最も異なると思いますか?

「身体能力」??「スキル」??

僕は、「眼」だと思います。

 アスリートの「眼」を活用した質の高い戦評・解説は、記者や解説者とはまた違った視点として、一つの情報価値と呼べるでしょう。「note」はそれを顕在化させるにはちょうど良いはずです。

 アスリートにとっても、日頃から見たものを文章化してアウトプットする能力を磨いておけばセカンドキャリアとしての道も開けるかもしれません。既に一般の人が持っていない「武器」を持っているわけですからね。

3.プライベート写真集

 「note」は写真も扱えます。アスリートのプライベート写真はファンにとっては嬉しいものです。だからといって普段無料で公開していたプライベート情報に全て課金しろと言っているわけではありません。逆にファンの皆さんの気分を害してしまうかもしれませんからね!何らかの工夫と一手間によって、新しい価値を提案することは可能です。

 例えば、きちんと撮影の手間がかかっているものであれば、それに付加価値を見いだすことは可能でしょう。タレント事務所に所属していなければ写真集を出すことなんて困難だと思いますが、「note」なら知り合いのカメラマンに頼んで気軽にミニ写真集を出すことだって出来ます。

4.実演動画

 動画は、コンテンツとして最も価値を生み出し易いと思います。現役アスリートが出演協力して教材DVDを制作し、販売するのはよくあるケースですが、「note」ならば大きなコストをかけず気軽にワンカットずつから販売可能です。僕もバスケットボールの教材DVDの制作を手伝っていますが、もっと気軽にシューティングメニューの紹介が出来たらいいなぁと思っていました。

 ちなみに、動画コンテンツは地方の指導者の方にとても需要があるそうです。「バスケ経験が無いのにバスケ部の顧問を任されてしまった・・・練習メニューは何をすればいいんだろう??」という方も多いのだとか。都会にいれば強豪チームの練習を見学しにいったりプロの試合を観に行ったり出来ますが、地方ではその機会も少ないですよね。

 現役アスリートが自ら作成した新鮮な動画であれば、新たなニーズの掘り起こしになるかもしれません。

5.個人ファンクラブ的な利用

 個人ファンクラブ的な使い方をして、支援を求めるアスリートと支援をしたいファンの方をマッチングする一つのツールとしても「note」は使えると思います。何度でも編集が可能なようなので、課金してくれた方だけが読める「掲示板」としての役割を持たせてもいいかもしれませんね。

 また、何かイベントがある毎に、ミニクラウドファンディング的な使い方をしても面白いかもしれません。(海外リーグに挑戦したいのでその渡航資金を支援してください!のような。)

 少額課金という手軽さが、この個人ファンクラブ的な利用にちょうどマッチするような気がします。

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posted by okada at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2012年05月10日

間違った地図

昔、ハンガリー軍がアルプス山脈で軍事訓練をしていたそうです。天候も良く、訓練としては最適な日であったため、翌日の別の演習に備えて兵士3人を軽装のまま山へ送り出しました。しかし、不運にも天候が急転し、雪が降り始めたのです。雪は吹雪に変わり、吹雪は二日間続き、3人は遭難してしまったのです。

諦めかけていた三日目、なんと3人は奇跡的に自力で戻ってきたのです。どうやって戻ってこれたのか聞くと、隊長はこう答えました。

「全員が諦めかけて立ち往生していたのですが、兵士の一人が偶然ポケットに地図を持っていたのです。そのことによって我々は冷静になり、テントを張って吹雪を耐えてから、方位と地図を頼りに視界の悪くなった山道を進んでいったのです。隊員達は、地図を持って歩く私の後を信じてついてきてくれました。」

そうだったのか、と彼らを救ったという地図を見ると、驚いたことに、それはアルプス山脈の地図ではなく、ピレネー山脈の地図だったのです。


・・・

これは実話らしいのですが、受験生時代にこのような話(聞いた話なので全然正確ではありませんが、話の脈絡は変わってないはずです。)をTAC経営学の藤沢先生がしていたのを覚えています。

さて、この話から読み取れる教訓は何でしょうか?



色々な答えがあるでしょうが、一つ言えるのは、「人間は目標となる地図がしっかり決まっていれば(たとえ間違った地図であっても)それを心から信じて突き進めば、なんとかなってしまう」ということではないでしょうか。当然地図は正確であるに越したことはないのですが、ここでは「地図が正確か否か」よりも、「地図、そして地図を持った隊長を信じて全員がついていくこと」が彼らの命を救ったのです。死ぬかもしれない極限の状態で、自分たちは地図を持っているのだから絶対に帰ることが出来るんだという自己暗示的な自信があったのかもしれません。

これを企業経営に当てはめたらどうでしょうか。トップの戦略が100%正しいかどうかよりも、トップを信じて社員たちがしっかりとついてきてくれることの方が、時として重要であるということです。もちろん見当はずれな戦略は論外ですが、社長が強いリーダーシップを発揮して社員に信頼され、組織として一貫した方向性を持っていれば、良い会社になるといったところでしょうか。経営学の教授は、組織の戦略論でこの話をたまにするそうです。




さて、昨日、茨城県の高校総合体育大会(インターハイ県予選にあたる)の開会式があり、茨城の高校出身である僕に講演の依頼が来たため、行ってきました。インターハイを目指す高校生と教員を合わせて約1000名という大規模の講演会でした。その話の中で、選手と指導者の皆さんに問いかけをしてみました。

「どうすれば、チームとして、強くなれると思いますか?」

この問いに対しての答えはたくさんあると思うのですが、自分自身の今までの経験の中で確信を持って言えるポイントが一つあります。僕は、さきほどのハンガリー軍の地図の話をしました。強いチームの条件として「チーム全員が同じ地図を掲げて、まっすぐ同じ方向を向いていること」というポイントを挙げました。

実はこの話、約4年前にブログで書いた内容と一致しています→「母校、土浦日大に行ってきました」
(もう4年も経っていたことにびっくり・・・。)

ここで言う地図は、指導者・コーチにあたります。そして、その地図を信じてついていくのは選手です。指導者が100人いれば、100通りの地図があります。バスケにも色々なスタイルの戦術があります。どれが正しい地図だとか、間違った地図であると言っているわけではありません。もちろん、地図は正しい方がいいに決まっていますが、それよりも大事なことは、選手たち全員がどれだけ指導者を信頼してついていっているのかだと思うのです。

さらに、高校生向けにですが、講演会で言い忘れたことがあったので書いておきます。指導者が地図にあたると言ったのですが、選手の中にも地図になるべき人がいます。それはキャプテン、もしくは上級生です。後輩たちにとってみれば、先輩たちは地図になります。こちらの先輩はこう言っている、でもあちらの先輩はああ言っている、そんな状況では後輩たちは何を信じていいのか分からなくなります。地図が一つのチームの中にいくつもある状態は、良いチームとは言えません。強いチームは、一枚の地図を掲げているチームだと思うのです。

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posted by okada at 13:03 | Comment(11) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2011年10月02日

自由な環境は人を成長させるか

つい先日、ふらっと車で出かけ高田馬場を通り過ぎた時のことです。新目白通り沿いのバスケリングがある公園、通称"馬場リン"(と勝手に呼んでいた)のコートが随分変わっていることに気付きました。とは言っても、そこへ行っていたのは10年以上前のこと。そのバスケコートの地面は砂だったのでろくにドリブルもつけなかったし、雨なんか降ればボールは泥まみれ。リングにはネットすら付いていませんでした。それでもリングのある公園は貴重だったため、毎朝5時くらいに起きて自転車で20分かけて通っていたことを思い出しました。

少し話は変わりますが、これもつい先日バスケットボール雑誌の取材を受けていた時のことです。「中学生の頃にシューティングや自主練習をする際、何時間やろうとかの目安ってありましたか?」という質問に対して、そういえば、そんなノルマみたいなものは無かったなぁと思い出しました。あの頃はいつでも体育館が使えるわけではなかったので、使える時間のギリギリまで、言うならば体育館を追い出されるまでやるのがノルマでした。ちなみに"馬場リン"通いが朝5時からだった理由は、それより早いと暗くて見えないからでした。

さて、それに比べて今はどうでしょうか。体育館は使おうと思えばいつだって使える環境にあります。もちろん、その環境の大部分はトヨタの施設のおかげです。しかし、もっと広い意味で捉えれば、大人なんですからどこかで体育館やフィットネスジムを探して練習することは出来るはずです。少年時代と比べお金も自由もあるからです。つまり、言ってしまえば365日バスケットボールが出来る環境があるのです。そして、当然のことですが、今は自分でいいだろうと思ったところで自主練習を切り上げて帰ります。

ここでふと思ったのは、「どっちがいいんだろう?」です。時間が限られていた少年時代と、時間を自由にコントロール出来る今。普通に考えれば、今の方がいいに決まっています。ですが、そんなシンプルでもないのが人間です。これが機械なら、時間や良い燃料を与えれば与えるほど良い結果を出してくれるでしょう。でも、人間は自由を与えられた時こそ、意思の強さが求められます。モチベーションのコントロールや時間管理が求められます。環境が充実していたりたくさん時間があったりすることは決してプラスなことだけではないのです。

試験勉強も同じでした。受験に専念が出来る環境があるからといって、必ずしもその人が有利なわけではないんです。全ての時間を自由に使えるということは逆に誘惑が多いのです。自由な環境は人を成長させる可能性もあるし、足踏みさせる可能性もあります。

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posted by okada at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2010年10月07日

レンガと発煙筒は投げ込むな

既にツイッターでは報告しましたが、11月12日から中国の広州で開催されるアジア競技大会の日本代表に選ばれました。また巡って来たチャンスです。良い成績を残せるように全力で戦ってきます!詳細はまた後日書きたいと思います。(ちなみにJBLはその間リーグを中断します。)

ところで、尖閣諸島の事件以降、日中関係が悪化しているようです。今回の大会も場所が場所なだけに、何事もなく終われば良いのですが・・・。本来は国家間の歴史的・政治的な背景をスポーツに持ち込むことはあってはならないことです。しかし、残念ながら現実は若干異なります。

以前ある国で行われた、ある国際試合での事でした。試合開始前、日本の国歌斉唱の時に、会場中からブーイングが巻き起こったのです。ブーイングは君が代が流れている間、ずっと続きました。このショッキングな出来事に、怒りの感情は湧いてきませんでした。呆れるというか、唖然としてしまったのです。「ああ、そういえば、以前サッカーでも同じようなことがあったと聞いたなぁ。これが、それか。」と、一種のカルチャーショックを感じたのでした。なんだかとても残念な気持ちになりました。(※バスケの試合中には、敵チームのファンがフリースローの時にブーイングやノイズによって邪魔をする習慣があります。これはフリースローを外して欲しいという願いをこめた、一つのアトラクションだと思っていますので、個人的には全然アリだと思ってます。)

さて、今回の尖閣事件に限らず、国家間の外交問題によって国民感情全体がマイナスのオーラに包まれていくことは、しばしばあることです。心配なのは、怒りのベクトルが中国政府や対応の悪い日本政府に対してではなく、罪のない個人に向けられてしまうことです。例えば日本人学校へのレンガの投げ込みなどあってはならないことです。また、中国領事館に対しての発煙筒の投げ込みも同様にあってはならないことです。そんな次元の低い考えを肯定するのであれば、いずれまた戦争は起こってしまいます。

このような問題は「集団」と「個人」を明確に分けて考えていないことから起こってしまいます。

「政府」が腐っても「国民」がそれにつられて腐ってしまってはダメなんです。国民が民主的に出来ることは、選挙や(正しい)デモです。話を変えて、たとえば会計・税務・法律の世界では「会社」と「個人」を明確に区別します。両者のお金や権利は別々に切り離されて計算され、扱われます。さらに話を変えて、バスケットの世界でも「チーム」と「選手」は異なります。団体スポーツであるバスケットではチームの戦いであって、選手個人の戦いで勝敗を決めるわけではありません。おまけに言わせてもらうと、JBLやbjリーグもあくまで「集団」であって、それをそれぞれの選手やファンという「個人」の対立にしてはいけません。
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posted by okada at 11:10 | Comment(25) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2008年06月16日

キャプテンと経営学

「キャプテンとしてどうしたらよいでしょう?」

以前から中高生中心に相談のメッセージを頂きますが、いくつかあったのがこの質問です。

今回は、ちょうど大学時代や会計士受験で「経営学」を学んでいるので、その紹介も兼ねて関連したお話をしたいと思います。

経営学的に見て「団体スポーツ」と「企業組織」は共通点が多く、有名スポーツ選手やチームを例に挙げて組織経営の参考にしている新聞記事もよくあります。学生の「部活動」も「企業組織」に似ていて、社会に出る前に企業組織を学べる場だと思います。だから、就活で運動部を経験してきた学生は有利とも言われるのです。

さて、経営学「が」スポーツを参考にしているのですから、逆にスポーツ選手「が」経営学を参考にすることも当たり前だと思うんです。なので、今回は少しその話をさせてください。


経営学の中に「リーダーシップ論」という名前で、一つの学問としてとして成り立っている研究があります。

リーダーシップ論の歴史の大きな流れとして、当初、リーダーは『特性論』という考え方のもとで研究されていました。これは、優れたリーダーの特徴(たとえば、責任感・知能指数・外見・社交性・決断力・・・など)を研究し、ある意味「リーダーは生まれながらにして特別な能力を持っている」ということが前提のものでした。この考え方によれば、素質が無ければリーダーにはなれないということになりますね。

ですが、しばらくしてから『行動理論』という考え方が生まれてきました。これは、「リーダーのとるべき行動」に焦点をあてて、「リーダーは生まれながらの才能ではなく、とるべき行動を訓練することによって誰でもなれる」という前提のものです。リーダーを育てたい企業組織にとってはこちらのほうが都合のよい考え方でもありました。僕は今回、この考え方を推してみたいと思います。

行動理論によれば、リーダーの主な行動は「仕事の遂行」と「人間関係」の二つの次元にあると言われています。前者は仕事をがつがつやらせる、厳しいリーダーというイメージで。後者は人間関係の調和をはかって和やかなムードを作る、優しいリーダーというイメージです。

部活動のキャプテンでも当てはめることができますね。ざっくり言えば、「厳しいか、優しいか」です。

これら二つを“同時に”引き上げることが、生産性の向上につながると言われています。しかし、これを同時に一人の人間が行うには矛盾が生じる場合もあり、うまくいかないケースがあります。そのためには役割分担が効果的と言われています。厳しいキャプテンの他に、優しい副キャプテンを置くというような具合です。

この二つのどちらを重視した方がよいかという答えは経営学上でも意見は分かれているので、「バランスが大事」と、当たり障りのない結論でまとめさせてください。大事なことは、努力すれば良いリーダーになることが出来るということです。詳しい内容は経営学の本に書いてあります。易しい本もたくさんあるので、読んでみると為になると思います。

(※参考:そもそも、経営学は様々な学者がそれぞれの研究を行い、似たような理論や異なる見解もあります。そのため、今回書いた理論はあくまで「一つの考え方の紹介」であり、他にもたくさんの考え方があります。例えば、近年はカリスマ的リーダーシップ論、変革的リーダーシップ論というリーダーの特性に基づいた、やや「特性論寄り」の研究がなされていたりもします。)


さて、以上でカタイ話は終わりにします。

あなたは、ひたすら自分の考え方を厳しく押し付けているだけのキャプテンではありませんか?逆に、嫌われたくないからといって人に対して怒ることができないキャプテンではありませんか?

二つはバランスが大事です。

そして、バスケはチームスポーツですから、キャプテン一人が全てやろうなんて思わなくていいと思います。後輩たちに一番良いパフォーマンスで手助けしてもらうために、上級生が全員キャプテンのつもりでリーダーシップをとるべきだと思います。

僕も振り返ってみると実は中学から大学まで、意外にも(?)ずっとキャプテンをやらせてもらいましたが、同級生のみんなが自分に足りない部分をサポートしてくれました。

そして、素質うんぬんを考えるよりも、リーダーとしてどうあるべきか考えることが、第一歩だと思います。そういった意味で、「キャプテンとしてどうしたらよいか?」と質問してきた方はもうあるべき行動を取っていることになります。自信を持って頑張ってくださいね。

参考までに、僕が一つ信念として貫いていたことは、練習を誰よりも必死にやることです。それが一番の信頼につながります。チームからの信頼を勝ち取ることが出来れば、「あいつが言うことなら」と、自然と発言にも耳を傾けてくれるでしょう。単純なことですが大事なことです。

以上、相談してくれたキャプテン候補の中学生や高校生のみなさんへ、何らかのヒントになればいいなと思います。

ではでは。

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posted by okada at 19:16 | Comment(13) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2008年02月23日

しないことリスト(後編)

前回の続きです。

読んでない人の為に再掲。

効率的に働くためには優先順位をつけなければならない。ただ、優先順位をつけても大事なものは次から次へとやってくるので、時間の足りなさを自覚することが出来ても、根本的な解決には至らないことも。経営学者のピーター・F・ドラッカーは、「劣後」順位の決定が重要であると言う。つまり、「何かをしなきゃ」を決めるよりも「これだけはしないこと」を決めて、それを迷わず即座に排除することのほうがより効果的である。

僕の「しないことリスト」、いくつかあるんですが、
一つ挙げてみます。

情報をすぐに信じないこと。
えー、イメージしやすいのはニュースとか新聞記事ですね。

例えば冒頭でも「経営学者のピーター・F・ドラッカーが言うには〜・・」って書きましたが、ある記事に人名+引用があっても、「なんとなく外人の偉い人かな」って感覚で読み流さないようにしています。

もしかしたら二流三流の教授の一意見という可能性や、有力説に反対を唱えるマイノリティーの可能性もあります。※誤解して欲しくないのは、一流だから有力説だから100%正しいではなくて、その情報の出所がどこなのかを意識すること。知らない人なら、誰それ?とまず思うことです。(あ、ドラッカーはかなり有名ですよ!)

具体的には、「○○はガンに効くということが××の研究により判明した」とか「○○する人はメタボになりにくいという統計が出た」とかはその典型で。注目すべきは、書かれているのがどんな媒体(週刊誌とか新聞とか人の噂とか・・)か、誰の意見か、どのようにしてその結果が出たか、等ですね。

あ、それに関連した(?)いいネタを思い出したのでお話します。


よく雑誌の広告とかに「身長が○○センチ伸びた!」とかいう商品あるじゃないですか?飲み薬タイプと物理的タイプを見かけたことがありますが、どちらかは伏せます。
ハナから全然信じちゃいなかったんですが、万が一本当にそれで3センチでも、いや、1センチでもいいから伸びるんだったらそれに万円単位でだしても惜しくないと思ってました。でも学生だったしそんなリスク負って試し買いなんて出来ません。

で、広告の脇に「モニター募集」ってのがあったんですよ。

あ、これはちょうどいいと思って、はがきを送りました。
もちろんフツーに送るはずがありません。

以下はその時の内容のニュアンスです。(かなり昔のことなので若干盛ってるかも。)

「私はこれこれこういうもので、現在バスケットをやっています。御社の商品のモニターに募集したいと思うのですが、私はバスケット界ではこれこれこういう成績を残しておりまして、そこそこの影響力があると思っております。仮に私が本当に1センチでも身長が伸びたのであれば、自信を持って他の全国のバスケット選手たちにも宣伝したいと思います。広告に書かれているような効果に絶対的な自信を持たれている御社にとっても良い話ではないでしょうか?そういうことで、是非モニターをさせて頂けませんでしょうか。担当者様、お手数ですが採用不採用に関わらず、必ずお返事を頂けませんでしょうか。宜しくお願いします。」

と、どっちに転んでもいいように、
ハッパかけてみました。

返事は・・・ま、ありませんよねー。
どうやらモニターとして不合格だったようです(笑)

あ、あくまで「昔話」を書いただけですよ。
心当たりのある会社の担当者さん、もし見ていたら僕はまだモニターやりたいので是非メッセージください!


はい、話が脱線してしましましたが、「情報を鵜呑みにしない」ってことですね。今挙げた「いかにも?」って例は置いといて、新聞の一面とか社説に載っている事でも同様に考えることを意識しています。


新聞は社説やコラム以外は「事実」を伝えるのが役割ですが、それでも人が作るものですから少なからず「意見」が混じりこみます。そこで懐疑心を持って、ワンクッション入れながら情報を取り込めば、多角的に物事を見ることができるのかなーということで、「すぐ信じないこと」を意識しているのです。


物事を話す時の要素になる「5W1H」っていうの知ってます?
(Who、What、When、Where、Why、How)

それにCも足してやりましょうということ。→(Confidence)
聞き手からの目線なら別にRでもいいです。→(Really?)
・・・語彙力のなさを露呈してしまいましたね。

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posted by okada at 23:16 | Comment(16) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2008年02月16日

しないことリスト(前編)

アソシエというビジネス誌で「しないことリスト」という特集を読みました。

要約するとこんな感じです。

効率的に働くためには優先順位をつけなければならない。ただ、優先順位をつけても大事なものは次から次へとやってくるので、時間の足りなさを自覚することが出来ても、根本的な解決には至らないことも。経営学者のピーター・F・ドラッカーは、「劣後」順位の決定が重要であると言う。つまり、「何かをしなきゃ」を決めるよりも「これだけはしないこと」を決めて、それを迷わず即座に排除することのほうがより効果的である。

なんとなくニュアンスは分かりますよね。特集では、大手の経営者たちがビジネスをする上で、普段から決めている「しないこと」をピックアップしてありました。

一例を挙げると、「電話には出ない(メールにする)」「テレビは見ない」「夜の宴席には出ない」「人がやった方が効率のいいことは自分ではやらない」とかでした。理由など詳しくは割愛しますが。

コツはダイレクトに効くというより、間接的に(結果的に)だけど確実にどっかでプラスになることですね。これは日常的・個別的な目標にもあてはまります。

例えば「100万円貯金したい」という目標があって、「毎月2万円ずつ積み立てる」と決めるのは確かに具体的でよい決め事ですが、ここでは「お腹がすいているときにはスーパーにでかけない」と決めるほうが効果的なこともある、ということです。(無駄なものを買ってしまうことを防止する為です、念のため)・・・ってか説明くどすぎです?(笑)すいません。

ということで前置きが長すぎですが、今回は僕が日頃から心がけている「しないこと」の例を紹介します。

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posted by okada at 23:45 | Comment(19) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2008年01月31日

原因と結果と発見と

こんばんは。

昨年末ある方からお手紙を頂きましたのでご紹介させて頂きます。
ペンネーム、シャホチョーさんからです。
えー、内容はといいますと・・・・

(前略)


「国民年金が半年分(約8万5千円)未納になっています。さっさと払って下さい。」


・・・はて、何の冗談でしょうか。ご丁寧にコンビニ用の払込用紙までお付け頂いて。毎月天引きされてるあの金額はなんですか。

チームマネージャーに確認してもらったんですが、「ちゃんと手続きしたからそんなはずない。無視しても大丈夫じゃない?一応確認してみるわー。」とのことでしたが。

新手の振り込め詐欺かいと思いました。いくらあなた方の身内がネコババしたり、凡ミスしたりでお金が足りないからって社会人一年目から巻き上げるのはちょっと勘弁です。万一振り込んでたら、ちゃんと返ってきたのか気になるところです・・。(追記:コメント欄にありましたが、もちろん大多数の職員さんはちゃんとお仕事していると思っていますよ。最近の「お偉いさん方」には本当にがっかりしているので、軽い皮肉を交えただけです。)

ところで、年金制度、現役世代が引退世代を支えていく仕組みなわけですが、言ってしまえば大きな自転車操業みたいなもんです。(自転車は漕ぎ続けなきゃ倒れます。)

そろそろ漕ぐのも辛くなってきたところ、財源を全額消費税にする案が出ています。いわば、おんぼろマニュアル自転車からオートマチックカーへの買い替えか(単なるフィーリングです)。個人的には年金目的として限定するなら賛成です。

「払いたくないから払わない」で済むような制度は実効性がないですから、早く変えるか、いっそのこと廃止の方がまだマシです。不公平感っていう面ではNHK受信料も同じですが、いかんせん金額が大きいですからね。

たまたま見つけた慶応の権丈先生という方のレポートが学部生レベルの知識でも分かりそうな経済モデルを併用して説明しています。ふむふむとうまく納得させられてしまいました。(まぁ経済学は「仮定」のモデルでいかに自分の主張を根拠付けるかですから。)

どんな物事であっても「結果」には「原因」がある。当たり前のことですが、全ての事象には、その自然則ともいうべき因果律が当てはまります。政治の世界でも日常生活でもなんでも。「そんな理由があったんだー」って発見がたくさんあります。


そんなことを改めて認識しつつ、最近は日々の生活に悪戦苦闘しています。はい、なんだか文章にまとまりがないというのも、ブログ書くのが久しぶりだという「原因」があるんでしょう(笑続きを読む
posted by okada at 22:30 | Comment(22) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2007年10月17日

タクシーと電子マネー

こんにちは。

皆さん、電子マネーって使ってますか?スイカ、パスモ、Edy、ナナコなど、、、、コンビニでかざすとシャリーンとかピピッとかいって支払い終了しちゃうやつです。

今はだいぶ普及してきましたが、導入当初コンビニでエディを使っていたら「それ使ってる人初めて見た」と珍しがられてました。僕はそういう最新のものは早く試したいタイプなんで、今は一つのケータイにスイカ、Edy、ナナコやANAのマイレージカードなどが入っています。

「そんなに色々入っててなくしたら危ないね」とよく言われます。電子マネーは少額だし確か再発行も出来るので、財布落とすよりはダメージ少ないかなと思うんですけどね。ま、ケータイの場合どちらかというと電子マネーよりも他の情報の方が大事なんで、なくしたらどのみちヘコみます、、、。

さて、なぜ電子マネーの話をしたかというと、一つ物申したいことがありまして。

府中の体育館の近辺を走っている比較的規模の小さめなタクシー会社なのですが、支払いにEdyを利用できるのです。便利でいいのですが、このタクシーでエディを使おうとすると非常に高い確率で以下のようなやり取りがなされます。


タクシーのおっちゃん「はい、どーも、660円になります」

岡田「すいません、Edy使えます?(念のため聞く)」

おっちゃん「え?えでぃ?ちょ、ちょっと待ってねー、えーと・・・」

岡田「・・・」

お「・・・(タクシーの端末を何やら不安そうに操作中)」

岡「・・・」

お「いやー、コレ使い方わかんないんだよねー、へへへー(照れ笑い)」

岡「・・・」

お「あれー?動かないなー・・・なんだこれ」

岡「それ、そこのF1のとこ(←端末のボタン)押すんですよ」

お「え?どれ?あー、これかこれか!すごいなー、おじさんより知ってるねー、あっはっはー」

岡「・・・」

・・・シャリーン。


という感じで、おっちゃんにえでぃの使い方をレッスン。結構頻繁にあります。

最近では、早くこのおっちゃんらに使い方を浸透させなくては!という使命感に駆られています。きっとこの地区でEdy使うやつは僕しかいないんでしょうね、、、。


消費者側にとって電子マネーのメリットの一つは支払いに手間がかからないことです。タッチ&ゴー、支払い1秒、スピーディー・・・色々掲げていますね。

昨日の日経朝刊によると、駅の立ち食いそばでスイカやパスモを使えるようにしたところ売上げが6%ほど伸びたそうです。秒単位のスピード感が、忙しいサラリーマンにはうけたということでしょう。
また、以下の記事によるとタクシー会社にとっても決済のスピードは重要なのだとか。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/359/359430.html

ただし、さっきのやり取りを見る限りは、投資額を回収しているとは到底思えません(笑)

企業の立場からすると、タクシーのような業種では電子マネーの導入には慎重です。「Edyが使えるからあのタクシーに乗ろう」ってのが現状ではほぼ見込めないからです。たまたまそのへんに走っているのを捕まえるか、駅に順番に並んでいるのに乗り込むか、というケースが大半なので。また、多くの場合クレジットカード会社や電子マネーの会社には手数料として数%持っていかれますので、そのコストも考えなければいけません。消費者の立場からすると、全てのタクシーに電子マネーがあれば便利だなぁと思いますが。

長々と書きましたが、とりあえず言いたいことは、、、、


いい加減Edyの使い方覚えろ!


です。
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posted by okada at 12:16 | Comment(20) | TrackBack(0) | ちょっと堅めな話

2007年07月15日

参院選

そろそろ本格化してきましたね。

先日、でかけた先で丸山弁護士が演説していたので写メってきました。

ShowLetter.jpg

ついでに握手までしてもらっちゃいました。
フツーに人のよいおっちゃんって感じでした。
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2007年06月16日

人は何の為に生きるのか

あるメッセージを頂きました。

「人は何の為に生きているのか考えてしまいます。岡田選手は生きていくことが辛くなることはありませんか。」

といった内容でした。
ある目標のために勉強をしている10代後半の方からです。

今までとは毛色の違う話ですが、興味のある方はお読みください。続きを読む
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筆者へのメッセージはこちらから。
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス
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